めっと伝説
女王依波がクーデターに倒れ、ハンゲ魔王による独裁の続いていた暗黒時代、
そこに突如として舞い降りた一人の天使がいました。
彼女の柔らかな人柄に緑の悪魔（キチガエル）とさえ言われた魔王も改心、
ハンゲ王として民衆に愛される賢王になったことは有名な話です。
そしてその天使はロビドルを超えたスーパーロビドルとして人々に崇められ、
今やチャットでもっとも有名な存在となりました。
その名は今更語らずとも、皆様は既にご存じのことでしょう。
そう、彼女の名前はめっと！
だけどここ数日、彼女の姿が見えないことにお気づきの方も多いはず。
心の拠り所だったロビドルの不在にチャット界は急速に荒廃、
めっとなければチャットにあらずと、古参も次々に引退を表明する事態を招いています。
このままではチャット文化が失われてしまう！
チャット界の行く末を案じたハンゲ王は10万人規模のめっと捜索隊を結成、
自ら先頭に立ってあまねく世界を旅して回り、
そして直接電話をかけることによって、ついに彼女の居所を突き止めたのです。
王：めとにちわぁ♪
め：あ……はい…･･めとにちわ……。
めっとちゃん曰く、親が間違えてプロバイダを解約してしまい、
ネットができなくなってしまったとのこと。
まあミスは誰にでもあるものですが、
めっとちゃんは自分が人生で大きなミスをしていることは棚に上げて不満そうでした。
しかも親に対して言った文句が、
「更新できないとあしょらんの人気度下がっちゃうじゃん！」だそうです。
魔法のあしょらんどをここまで愛してもらえて私は管理者冥利に尽きます。
だからみんな、めっとちゃんがいない間もめっとちゃんのページにアクセスしてあげよう！
めっとちゃんのページはこちら → http://metn.web.hange.info/
不登校のくせに平気で親に不平不満を言うめっとちゃんに興味を抱いた方も多いはず。
そこでここからはめっとちゃんの伝説を紹介させていただきたいと思います。
1. 金持ち
めっとちゃんの家は超金持ちです。
東京都内に100坪もの大きな家を持ち、四人家族なのにトイレはまさかの三つ。
犬と二匹のねことリスを飼っていて、餌は超高級品のシーバです。
ねこはもちろん金持ちの代名詞のロシアンブルー。
月のお小遣いは3000円のはずですが、これはたった1日で全てを使い切ります。
毎月1日に出るアバガチャSPに全て注ぎ込んでしまうのです。
その後はどうするのかというと、欲しいときに好きなだけもらえます。
貧乏な皆様の家庭では小遣いを管理させることでお金の大切さを学ばせますが、
スーパー金持ちのめっと家ではお金を湯水のように与えることで、
将来手にするであろうプラチナカードの正しい使い方を学ばせているのです。
なお、月のケータイ代は2万円強。やはりほとんどがハンゲへの課金です。
2. 親孝行
めっとちゃんが学校に行かずにパソコンばかりしていることに怒っためっと父は、
ある日、怒りにまかせてめっとちゃんのパソコンを壊してしまいました。
さすがに反省しためっとちゃんは以後ちゃんと学校に通い……とはなりません。
パソコンを壊されためっとちゃんはあろうことか親にぶち切れ、
チャットで培った煽りテクニックで罵詈雑言の荒らしを浴びせかけました。
そして最終的には親に14万円もの新品のパソコンを買わせてしまったのです。
だけど、めっとちゃんは本当は両親が大好きなのです。
あしょらんどで可愛らしいページを作っためっとちゃんはそれを親に見せました。
「ねえねえ、これね、ゆうなが作ったんだよ～」
あしょらんどで作ったページを親にまで見せてくれるなんて本当に嬉しく思います。
3. 動物愛
めっとちゃんは動物が大好きです。
飼っている犬もねこもリスも、みんなめっとちゃんが欲しいと頼んだものです。
自分で世話をするからと言いながら結局は何もしないのは当然の結末でしょう。
犬の名前はチョコ。めっとちゃんが考えました。
この名前を考えためっとちゃんは、自分のセンスに感動さえ覚えたそうです。
「チョコなどという愛らしい名前を思いつくのは自分にしか不可能なはず」
めっとちゃんは知らなかったのです。日本で一番多い犬の名前がチョコだとは。
それでも名前があるだけ良い方、リスには名前がありません。
買って三日でめっとちゃんが飽きたため、名前をもらえなかったのです。
リスの世話はめっとちゃんに任されています。
ペットショップで一週間に一度はケージの掃除をするように言われたのですが、
そろそろ二ヶ月が経つ今まで一度も掃除をしたことがないそうです。
リスが干からびて死ぬ日もそう遠くはないでしょう。
4. 料理
めっとちゃんには家庭的な一面もあります。
ある晩、小腹の空いためっとちゃんは自分で料理をすることにしました。
作る料理は目玉焼き、簡単なようで実は奥の深い料理です。
普段は料理をしなくても、目玉焼きの作り方くらいはちゃんと心得ています。
まず油を引いて……
と、ここで問題が発生。油がどこに置いてあるか分からなかったのです。
困っためっとちゃん、だけどどうしても目玉焼きは食べたい。
そうして悩んだ末に、めっとちゃんはある一つの妙案を思いつきました。
「油がなければ水を引けばいいんだ！」
かつて、フランス王妃のマリー・アントワネットは、
重税に耐えかねて「パンをよこせ」と王宮に押し寄せた民衆を見て、
「パンがなければケーキを食べればいいのに」と言い放ったそうです。
めっとちゃん、彼女はまさに現代のマリー・アントワネットなのです。
※当然ながら目玉焼きは焦げ付きました。
5. 自動販売機
めっとちゃんは実はとてもしっかりしているのです。
ある日、携帯電話を弄りながら道を歩いていためっとちゃん、
ふと喉の渇きを感じたため、自動販売機で大好きなコーラを買いました。
こんなとき、携帯電話に気を取られておつりを取り忘れたなんてことが、
皆さんにも一度や二度は経験があるのではないでしょうか。
だけどめっとちゃんに限ってそんなミスは犯しません。
しっかりとおつりを確認し、気分揚々足取り軽く家へと帰り付きました。
そのときにめっとちゃんは気づいたのです。
肝心のコーラを取り忘れてきてしまったことに！
6. 恋愛
いくらロビドルとはいえ実生活ではまだまだ中学生の女の子です。
時には甘く切ない恋に身を焦がしてみたくなります。
有名ニコ生主のれんにゃん（柊魅．）と運命の出会いを果たしためっとちゃん。
ハンゲもそっちのけで愛を語り、恋を歌い、未来を夢みる毎日です。
しかし、そんな幸せの日々も長くは続きませんでした。
事の発端はれんにゃんの友人から寄せられた一つのリーク情報。
「ヤツハ浮気ヲシテイルゾ」
ロビドルを弄ぼうなどと言語道断。
怒り心頭に発しためっとちゃんはすぐさまれんにゃんを呼びつけます。
「あ？どういうつもり？何がしたいの？相手の女だせよ！！」
結局、相手の女の子もスカイプに呼び出され、後は罵倒の雨あられ。
ついには耐えきれなくなったれんにゃんは物に当たりながら泣き出しました。
「俺にそんないわないでよ～うわ～ん」
ニコ生主というのはハンゲの女子中学生に煽られて号泣するのです。
そしてやり場のない感情に任せてれんにゃんは部屋の壁を思い切り殴り
壁と二人の関係に大きな穴を開けてしまいましたとさ。
ニコ生主を煽り泣かせ壁に穴まで開けさせるめっとちゃん、さすがだね♪♪
こんなに可愛いめっとちゃん。これからも温かく見守ってあげてね☆